こんにちは、licoです!
以前も書きましたが、最近は養生ダイエット・Ellyさんおすすめの本を図書館で借りて読んでいて、今は樺沢紫苑先生の本を連続で読んでいます。
今回は樺沢紫苑先生の「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方(通称:毎楽(まいたの)」のレビュー・書評・感想・概要など記録しておきたいと思います。
樺沢紫苑「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」の概要
▼精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方
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- 著者 樺沢紫苑
- 出版社 きずな出版
- 発売日 2022年3月12日
目次
第1章 日本人にこそ「遊び」が必要な理由
第2章 「遊び」「楽しむ」の5つのすごい効果
(1)創造性を鍛える
(2)さまざまな仕事力のアップ
(3)チャレンジ力が養われる
(4)心と身体の健康
(5)幸せになる
第3章 楽しみながら自己成長する6つの「遊び方の掛け算」
(1)遊び×アウトプット
(2)遊び×リラックス
(3)遊び×一緒に
(4)遊び×時間術
(5)遊び×チャレンジ
(6)遊び×運動
第4章 脳が活性化する8つの遊びの極意
(1)感動する
(2)没入する
(3)工夫する
(4)お金をかけない
(5)集う
(6)制限する
(7)歳をとっても遊ぶ
(8)収入を得る
樺沢紫苑「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」のレビュー・書評・感想
この書籍は、
- 遊びが必要な理由
- 遊びの効果
- 遊びを自己成長につなげる方法
- 遊び方
について書かれています。
日本人は「遊ぶ」「楽しむ」のに罪悪感を感じる人がとても多いそうです。
私ももれなく、「遊ぶ」「楽しむ」ことに罪悪感を感じるタイプの人間です。
私は以前、ブログで1ヶ月100万円の収入を得て個人事業主になりましたが、その後モチベーションが下がって専業主婦に。
今は主に、在宅で夫の副業の経理や会計などお金の管理をしています。
専業主婦の期間、ものすごく罪悪感と葛藤がありました。
「世間は仕事に行ってるのに、家にいてゆったり過ごしていいのかな」
「みんなが働いてる時間にゲームしてていいのかな」
仕事バリバリやって、家のことも完璧にできてる友達を見ては、専業主婦なのに家のことが完璧にできない自分に落ち込んでいました。
”これからは遊びが仕事になる”と言われる時代。
だから遊んでいいんだよ!お金がピンチになったらちゃんと働こう!と自分に言い聞かせはするけど、やっぱり罪悪感が消えないし、自己肯定感は下がる一方。
仕事(といっても1日わずかな時間)をするようになったら、嘘のようにそんな気持ちは消えましたが・・・
そしてちょうど仕事を始めたと同時期に2冊の本に出会いました。
「続ける思考」「倒れない計画術」
(三日坊主を治す方法と習慣化の2つのコツを解説!の記事中で「倒れない計画術」の内容を紹介しています)
この2冊のおかげで、私は毎日のルーティンに趣味を取り入れることができ、毎日がすごく充実し、楽しくなりました。
そして、この「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」を読んで、遊ぶことで毎日が楽しくなったことの答え合わせができた気がしています。
前置きが長くなりましたが、私がこの本の中でなるほど!と思ったことを3つ、ご紹介したいと思います。
仕事以外は全て「遊び」?
この本では、「仕事以外の楽しい活動」をすべて遊びと定義しています。
つまり、
- 家事
- 入浴
- 睡眠
- 運動
- 何もしない時間
も全て遊びです。
ただ、楽しいかどうか、がポイント。
お皿洗いや部屋の掃除が楽しくないならば「遊び」にはなりません。
楽しくない活動も工夫して「遊び化」することができます。
仕事すら、「ゲーム化」して楽しくすることが可能です!
だとすると、今現在私は24時間遊んで過ごすことができているかもしれません。
短いけれど仕事の時間は「夫の助けになってるよね♪」と思いながら仕事してるし、家事はゲーム化してる。
昨日の私より早く家事を終えよう!とタイムアタックやったり、Googleカレンダーのスケジュールの終わった項目に☑️を入れたり。
(スケジュールの使い方記事はこちら→三日坊主を治す方法と習慣化の2つのコツを解説!)
ヨガはやってて気持ちいいし、Youtube見ながらのお風呂も楽しいし、筋膜リリース&マッサージも韓国ドラマ見ながらやってるから、自分メンテナンス時間すら、全部楽しい!
このごろ自分が調子いいな、と思えるのは、24時間遊んでいるからだ!と本を読んで気づくことができました。
これから仕事が増えたとしても、本来ならばやりたくないタスクが増えたとしても、「ゲーム化」「遊び化」して乗り切っていきたいです。
「今」遊べ!
昔は60歳前後で定年退職という時代でした。
60歳まで必死で働いて、定年退職したら好きなことをやろう、という考えの人も多かったと思います。
だけど今は、「高齢者」の定義も70歳に引き上げられようとしているし、それに伴って年金支給年齢も引き上げられようとしている時代。
定年がいつになるかもわからないし、仕事をしなくなってから趣味を始めるというのでは、人生の大半損をすると思います。
遊びがないと、仕事のパフォーマンスも上がらないし、何より楽しくない仕事なら、健康やメンタルも損ない、何のために生きているのかわからなくなります。
本書でも、やりたいことができなかった例がいくつか載っていました。
例えば、定年後、海外旅行を楽しもう!と思っていたら、耳の病気になり飛行機に乗れなくなった話とか。
数年前まで、70歳過ぎたら読書して過ごす!と言っていた私ですが、「70過ぎたら目が見えづらくなって本読むのも大変よ」という話を聞いてから、1週間1冊ペースではありますが読書を続けています。
アウトプットの重要性
自分の好きなこと、やってて楽しいことをアウトプットする。
樺沢先生はアウトプットを続けることで、映画評論家になり、スープカレーを世に流行らせ、さらには作家になったそうです!
なんとも夢がある話ですよね!
今は「遊びを発信する」ことで収入につながる時代。
私もかつてブログで収入を得ていたので、よくわかります。
ですが、「収入目的」だとうまくいきません。
収入目的でブログを書いていたら、モチベーションが下がって私はやめてしまいました。
今は、書きたい時に書きたいことを書いているから楽しい!
脳からドーパミン、オキシトシンが分泌されると幸せな気持ちになります。
オキシトシンは家族と食事をしたり、会話をすると出てくる物質。
ドーパミンも幸福物質で「おいしい、楽しい、幸せ」の気持ちを引き起こしてくれるのですが、「もっと、もっと!」と欲張る物質。
ケーキ1個目で満足度が100点だったとしても、2個目を食べると80点になる、あの感じです。
収入目的の情報発信は、ドーパミンのモチベーションなので、せいぜい3ヶ月しか続かないんだとか。
振り返ってみると、本当に3ヶ月足らずでやめてるー私!
というわけで、情報発信するならやっぱり、「楽しいこと」「趣味」を発信し続けるのがいいと思います。
この本を読んだことを機に、X(旧Twitter)でゲームの記録を始めました。
ほぼマイクラ(マインクラフト)、たまにあつ森(あつまれどうぶつの森)、スプラトゥーン3についてつぶやいています。
興味がある方はのぞいてみてくださいね!
→X
まとめ
今回は、「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」の内容をざっくりご紹介し、私がなるほど!と思ったところを3つピックアップしました。
私はすでに「遊び」中心に生きているので、本書を実践できている部分が多かったですが、けっこう大きな気づきがありました。
遊ぶのに罪悪感がある人、遊ぶ時間がないという人、ぜひ読んでみてください!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!