言語化の魔力【ネタバレありレビュー・書評・感想・概要】

雑記
スポンサーリンク

こんにちは、licoです!

最近、養生ダイエット・Ellyさんおすすめの本を図書館で借りて読んでいます。

今は樺沢紫苑先生の本。

昨日、樺沢紫苑先生の「言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える」を読み終わったため、レビュー・書評・感想・概要など記録しておきたいと思います。

 

スポンサーリンク

樺沢紫苑「言語化の魔力」の概要

「言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える」は2022年11月にされました。

 

内容説明

自分治癒力を信じろ!精神科医としての30年の経験と、YouTubeで4000超の悩み相談に答えてきた実績の集大成!究極の「悩み」解消本。

目次

第1章 悩みは解決するな!
第2章 悩みを分析する3つの軸
第3章 悩みを解消する3つの方法
第4章 見方を変えれば楽になる(視座転換その1)
第5章 自分だけで悩まない(視座転換その2)
第6章 言葉にすれば悩みは消える(言語化その1)
第7章 言語化する勇気を持つ(言語化その2)
第8章 行動すれば悩みは消える(行動化)
最終章 悩みが消える究極の方法

樺沢紫苑「言語化の魔力」のレビュー・書評・感想

この本には、「悩み」を”解消する”方法が書かれています。

多くの人は、悩みに直面したときに、根本的な解決を求めて原因を取り除こうとします(解決)。

ですが、原因を取り除くのは難しいことであり、ときには不可能であることも。

例えば職場の上司との人間関係が悪いからといって、原因を取り除こうとするならば「上司がいなくなる」か「自分が会社をやめる」の2択しかありません。

これって0か100かの思考、白か黒かの思考ですよね。

しかし、悩みを「解決」するのではなく「解消」するという方向で考えると、いろいろなアプローチがあります。

  • 自分の仕事力や業績をUPし、上司の評価、信頼を高める
  • 上司とのコミュニケーションの質を改善する
  • 退社後にジムで汗を流す

などなど。

根本原因を取り除くのではなく、ストレスやモヤモヤ、不安を取り除いて解消していく、という方法があり、本書ではその方法が書かれています。

 

悩みを解消する方法は大きく3つ。

  • 視座転換
  • 言語化
  • 行動化

この3つについての具体的な方法が紹介されています。

 

ここでは、いろいろなテクニックのうち、私が実践したい方法についていくつかご紹介します。

悩みの再設定

「大地震が来たらどうしよう」という悩み。

私も時々ふと考えては不安になります。

大地震というのは、自分がコントロールできない悩みと思われがちですが、実はコントロールすることが可能

極端ですが地震のない国に移住するというのもひとつの方法です。

とはいえ、大地震に遭わないためだけに他の国に移住するということは普通しませんよね。

そんなときは、「大地震が起きたらどうしよう」と言う悩みを再設定します。

 

大地震が起きたら心配といえど、自分や家族の命に別状がなく、家や家財に被害がなければそれほど心配することではありません。

つまり「地震によって自分や家族の命が失われたり。怪我しないかが心配。それから家屋が倒壊したり、家財が失われることが心配」だということ。

地震の直接の死亡原因が「圧死」ということを考えると

  • 家屋の耐震性を強化する
  • 耐震基準に合格した家に住む
  • 金具や突っ張り棒を使って大きな家具を固定する

といった対処法で、ほぼ圧死を防ぐことができます。

他にも、避難場所を確認したり、災害用グッズを買っておいたり・・・

悩みを再設定し「準備できることを全てやりきる」ことで、大地震が心配という悩みをほぼ解消することができます。

悩みを書く

頭の中で悩むと混乱します。

考え事は、紙に書いたり話すこと、つまりアウトプットすることで一歩前に進み、解消へと進みます。

「言葉にするプロセス」が大事で、自分の頭の中の思い(想い)が言葉になることによって、悩みが解消し癒やされます。

 

私は、一度考え出すと止まらないことがたまにありますが、実際にスマホのメモに思っていることを書き出してみたところ脳が納得したのか、ピタッと堂々巡りから抜け出すことができました!

悩みを話す

悩みを人に話し、共感してもらうことで安心し、気分がスッキリします。

幸福物質・オキシトシンが出るからです。

お母さんが赤ちゃんを抱っこする時や、ハグしたりすると大量に分泌されます。

最近の研究では、アイコンタクトでも分泌されるということがわかっています。

 

ただ、悩みを話すときには条件があります。

  • 信頼できる人、安心できる人と話すこと
  • 「一度だけ」話すこと
  • 悪口を言わないこと

私は普段大した悩みがなく、いま現在も悩みがありませんが、以前人間関係で悩んでいたときに、「もうあの人(の言動)信じられない!」みたいな悪口を夫に何度も話したり、友達に会うたびに話していました。

何度も繰り返し言うことでネガティブな記憶が定着してしまいます。

定着したネガティブな記憶は、お風呂に入っているときも、散歩していても、寝る前にも蘇ってくる。

悩んでいるピークの1〜2週間は、1日中そのことを考えていて気分がよくなかったし、お酒も増えたし、いいことはありませんでした。

本を読んでこういうことかと納得しました。

 

人間関係の悩み=相手がいることで、私の場合、相手の言動が気に入らないということが大半。

なので、人に話そうと思うとだいたい悪口になってしまいます。

「自分が行動できないことで悩んでいる」ならば夫に1回聞いてもらう、とかでいいかなと思いますが、悪口になってしまいそうな人間関係の悩みは紙に書く方がいいかな・・・と考えているところです。

まとめ

今回は樺沢紫苑先生の「言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える」の内容をざっくりご紹介し、私が実践しようと思った方法3つをピックアップしました。

他にもたくさんの方法が載っていて、多分この本を読めば人間の悩みのほとんどは解消するのではないかと思います。

今回は図書館で借りましたが、この本は購入しようと思っています。

子どもが大きくなったときにも読ませたい!

大なり小なり悩みがある人、ぜひ読んでみてください。

おすすめです!

 

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました