血圧サージという言葉をご存知ですか?
今医学界で注目を浴びている言葉です。
NHKスペシャルでも特集が組まれました。
私も、そんな特集があるな~と思いつつも、普段高くないし見なくてもいいか、とスルーしました。
しかし、番組を見た母が「血圧サージ」と騒ぎだしたため、急に私も気になってきました・・・。
そこでこの記事では、血圧サージの危険度チェックのやり方や、原因・予防法・改善法などを調査してみたいと思います。
血圧サージとは?
血圧サージとは、血圧の急上昇現象のことです。
サージとは「波」のこと。
普段から血圧が高めの人はもちろん、普段正常な人にも起こる現象。
血圧サージがある人は脳卒中の発生率が2.5倍とも言われています。
これまでの調査で、血圧サージは朝に起こりやすいことがわかっているそうです。
寝ている時の最低値を含む1時間の最高血圧と、起きてから2時間の最高血圧の平均との差が55mHgを超えると危険とのこと。
朝起きるだけでも、20~30mmHgの血圧の変化があると言われていますが、他にも朝のさまざまな行動で血圧上昇は起こります。
血圧サージの原因
血圧サージが起こりやすい場面はこちら。
- 通勤
- 寒さ
- コーヒー
- 深酒
- 月曜日
- 緊張
- 階段
- トイレのいきみ
- タバコ
だいたいこれらの行為で10~20mmHgの血圧が上がると言われています。
月曜日って何?って思われた人もいらっしゃると思いますが、これはストレスなどの精神的な要因です。
通勤などは避けられないですが、急ぐのではなくゆっくりと歩くと、血圧サージはいくらか避けられるかと。
私は週末だけですが「深酒」があてはまるかも・・・
飲んだ次の日は何かしら体の不調(鼻水がめっちゃ出る とかですが)があるので、気をつける必要がありますね。
血圧サージ危険度チェック
さて、血圧サージがあるかは、実際に血圧を測ってみるのが一番です。
↓クリックで画像拡大します!
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こちらは、手首式より正確に測れる上腕式。
母も早速今日から計り始めたようです。
でも、血圧計が家にない!
という人も多いかと思います。
でも、血圧サージの危険度をチェックする方法がありますよ!
1~8の質問のあてはまる方の点数を合計して下さい。
- あなたの年齢は? (65歳未満=0点 65歳以上=1点)
- あなたのBMIは?※ (25未満=0点 25以上=1点)
- 深夜にトイレに行く? (0回=0点 1回=1点 2回以上=2点)
- 日中眠くなることは? (あまりない=0点 よくある=1点)
- 味の濃いものが好き? (好きじゃない=0点 好き=1点 とても好き=2点)
- 果物を食べる? (よく食べる=0点 あまり食べない=1点)
- お酒を飲む習慣は?※ (ない=0点 ある=1点)
- タバコを吸う? (吸わない=0点 吸う=1点)
※BMIの計算方法はこちら→BMI計算
※お酒を飲む習慣は1日1合以上を週4日以上の場合
1合の目安は
- ビール 500ml(中びん1本)
- 日本酒 180ml(1合)
- ウイスキー 60ml(ダブル1杯)
- 焼酎 110ml(0.6合)
数字を合計した結果、6点以上はリスク高、4~5点はリスク中、3点以下はリスク低となります。
ちなみに私は3点に近い2点でした。
お酒は週2回しか飲まないのでカウントしませんでしたが、1度に飲む量が多いので・・・
今回のチェックではリスク低になったものの、気をつけなければいけませんね。
では、予防法や改善方法はあるのでしょうか?
血圧サージの予防法や改善方法は?
血圧サージの予防法や改善法はやはり、生活習慣や食生活などトータルで気をつけることが大事です。
特に
- タバコを吸わない
- お酒を飲みすぎない
- 味の濃すぎるものを食べない
- 太りすぎない
などは他の病気の予防にもなります。
そして、血圧サージのリスクを下げるには、血管を柔らかくすることが重要だそう。
血管を柔らかくするには、有酸素運動や、タオルグリップ法(ハンドグリップ法)という方法が有効です。
タオルグリップ法のやり方は
- フェイスタオルを縦に1回、横に1回たたみ、それを丸めて握る
- 親指と他の4本の指がくっつかない太さで2分間握る
- 左右2回ずつ計4回
- 1日おきに4週間
全力の30%程度で握ることが重要なのですが、親指と他の4本の指がくっつかない太さで握ると自然とそれくらいになるようです。
この本の表紙と同じように握るといいですよ。
↓クリックで画像拡大できます!
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この本はタオルグリップ法を詳しく知りたい人にもおすすめ!
タオルグリップ法で、血管が柔らかくなり、最高血圧も40ほど下がったというデータも!
すごいですね。
1日置きというのも無理なく続けられそうです。
他にも、もっと簡単に血圧サージを防ぐ方法があります。
- ベルトを緩める
- 深呼吸をする
- スリッパをはく
私はスリッパは履かないのですが、9年ほど「冷えとり」をしています。
冷えとりは簡単にいうと頭寒足熱の状態を保つという健康法。
血行がよくなり、ガンに至るまでさまざまな病気に効果があると言われています。
↓このように天然素材の靴下を重ね履きすると効果が高くなります。
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↓冷えとりについて詳しくはこちら
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私は年中靴下を重ねばきしていますが、特に冬の朝、冷たい床に裸足で、というのは
血圧上昇の危険があるようですので、冬の間だけでもスリッパや靴下を履くことをおすすめします!
より足を温めるため、家の中でスリッパ代わりに履こうと私が数年狙っているのはこれ。
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まとめ
この記事では血圧サージ危険度チェックのやり方や、原因・予防法・改善方法などを調べてみました。
- 血圧サージがあると脳卒中のリスクが高まる
- 血圧サージは朝起こりやすい
- タオルグリップ法が有効
このようなことがわかりました。
「スリッパを履く」など簡単に血圧サージを防ぐ方法もありますので、実践してみて下さい!
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